“Dying to Be Me”〜臨死体験による癒し〜

とーってもすばらしい本があります。

タイトルは、“Dying to Be Me”

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直訳すると、「私に向かっていくための”死”」、

翻訳版のタイトルは、
「喜びから人生を生きる!〜臨死体験が教えてくれたこと〜」
、

著者は、アニータ•ムアジャーニさん。
インド人の女性です。


臨死体験によって癒される体験を綴った本は、
そう珍しくないですが、彼女の癒され方はちょっと特別でした。

アニータさんは、2002年に癌を患っていることを
発見します。
 

リンパ系のガンで、徐々にアニータさんの身体に広がり、
2006年の3月、アニータさんは末期の状態で
集中治療室に運ばれます。

体中、管につながれ、肺には水がたまり、
水を抜きながら、呼吸器でやっと呼吸ができるような状態。

ほとんどの内蔵は機能を失い、あとは、心臓が停止するのを

待つだけ…。

余命数時間と医師から宣告され、
家族が嘆き悲しむ中…
 

アニータさんは、
「あら、不思議、私、なんだかとってもしあわせ。
心も身体もかろやか〜♩まるですっかり癒されたみたい…」

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そんな感覚を感じ始めます。

徐々にこの至福感は深まり、

「あら〜実は私は愛でいっぱい」

「あら〜実は私は愛しかなかった」

「な〜んだ、私はただ、ありのままの私でいたら、
よかったんじゃないの〜愛の存在そのものなんだから〜…」

そんな体験をします…。

この辺までは、他の臨死体験をした人たちの体験と似ています。

彼女のすごいところは、ここからです。
彼女は、ふと、思うのです。
 

「ん?この今の私の意識でカラダに戻ったら、
病気なんて、
なくなっちゃうわね」

ふと思う…というか、はっきりと、
彼女の意識の中で、
そうわかってしまうのです。

そして、彼女はカラダに戻っていくわけですが、

なんと、なんと、ほとんど機能を停止していた彼女の内蔵は、

最初の48時間ですっかり癒され、正常に機能し始めます。

3日目には、癌腫瘍のサイズが半分に減少。
4日目には、呼吸器をつける必要がなくなり、
5日目には、集中治療室から普通の病室へ移動。

そして、集中治療室から出て、6日目。
使用するための抗がん剤の濃度を測るための検査…。

しかし…癌が見つからない…(お医者さんたち、メチャあせる)。あせらないで、喜んでくれよーって感じです(笑)↑。

病院側は、躍起になって検査をしますが、
アニータさんには、もうわかっていました。
すっかり自分が癒されていること…。

大好きなチョコレートアイスを食べながら、
大好きなアバの音楽を聴き、至福感と喜びに溢れて
彼女の病室からは、笑い声が絶えず…。

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他の患者さんに迷惑だと言われ(苦笑)、
1ヶ月後には、さっさと退院です。

癌末期の状態で、余命数時間と宣告された人が、

その6日目には癌細胞ゼロ。

彼女が入院していた病院に、すべてデータは揃っています。
常識では、あり得ない話です。

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そうです、常識ではありえません。

でも、「常識」って何でしょうね…?
「常識」は、真実ではなくて、実は社会的催眠術。
集合的に、多くの人が催眠術にかかってい状態のことです。

私たちの心や身体、病気に関する「常識」、今まで
見て来たことや、聞いたこと、覚えた全部、
ただの社会的催眠術だったら、どうでしょう?

現代医療の常識は、もちろんデタラメではないですけど、

人の意識や感情と、身体の状態が関係している…
こういう考え方は、今の医療の常識には、入っていません。
 

薬や医療器具、技術の開発と同じくらい真剣に、

意識、感情、カラダの関係の研究に取り組み、

意識や感情の状態が身体に及ぼす影響は、
実は、
何よりも大きい…ということが「常識」になったら…。

すごいことが起こると思いませんか?
アニータさんのようなケースが増える。

意識の変革が早ければ早いほど、
治療時間も減る。
薬の投与も減る。
手術の回数も減る。

ん?お医者さんが経営に困る?(笑)

アメリカでの話ですが、1970年の時点で、
アメリカ国民が
投与されていた薬の量(錠剤の数)は、
年間20億個。

それが、2007年には、2130億にまで増加…。

37年間の間に、100倍以上。

これって、すっごい量じゃないですか?

”社交不安障害”という”精神疾患”がありますけど、

昔の言葉で言えば、”シャイ”です。

この”精神疾患”に対して、薬が処方されています。

離婚したり、死別したり、大きな失恋をしたり、
大切な誰かを失った時、人は深い悲しみを体験します。

とっても自然なことです。

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ですが、やっぱり処方される薬があります。

感じないようにするための…。

どんどん、どんどん、薬の種類が増えていく。

どんどん、どんどん、処方される量が増えていく。

癒されるための処方じゃなくて、
感じないようにするための薬。

増えた分だけ、人々がしあわせになって、

増えた分だけ、人々が健康になっていくならいいですが、

まったくその逆で、
10人にひとりは
うつの症状で苦しんでいる人がいて、


歴史上初めて(アメリカの話ですが)、子供の世代の平均寿命が、親の世代の平均寿命を
下回るようになりました。

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アメリカは今、処方薬ジャンキーへの道、まっしぐらです。

(処方薬の中毒性は、ヘロイン以上だと言われています。)

これ、どういうことかというと、

「自分の意識も、自分の身体も、どんどん信用しなくなっている」

そういう現象です。

自分の身体の中に力を見いだしてないから、

自分の意識の力を知らないから、
お医者さんの言う通りに薬を飲む。


「病気のことは、お医者さんの言うことを聞くのが一番」

こういう「常識」を、誰もが持ってきた結果です。

恐るべし、社会的催眠術…。

でも、どうでしょう?
アニータさんが体験したようなことが
常識になっていったら?

「自分の意識が変わると、身体も変わる」

そんな常識、ちょっとワクワクしませんか?

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単純に、「力を自分に戻そうよ」
ということです。

アニータさんのケースを、単なる”奇跡”や、
”特別なケース”として、終わらせてしまってはいけないと思います。

どうせだったら、”奇跡”を常識にしていきましょう♫

アニータさん、去年は2冊目の本も出て、
2017年の今も最高に元気です。

元気どころか、ますますパワフルです。

先日、彼女のインタビューを聞きました。

愛いっぱいでした。
力強い声でした。

限りなくやさしいエネルギーでした。
病気が住めなくなっちゃうわけです。

”ありのままの自分を愛したら
いいんだよ”

”だって、どーせ、あなたは愛の存在なのだから…”

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心がほ〜っと癒されます。

というわけで、メチャクチャおすすめの本です。

ぜひ、読んでみてください!

奇跡を常識に♫
今日のスローガンでした!

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