地球とつながって生きていたら、怪我も病気もしない…と言い切るコギの人々

こんにちは。

先日、久しぶりに下界のスーパーに行ったら、
なんと、卵が消えている…。



ためしに、
お隣のお店にも行ってみたら、
やっぱり卵売り場が空っぽ…。



それで聞いてみると、
最近流行っている鳥インフルエンザのため、
卵はただいま販売禁止だとか…。



さらに調べてみたら、アメリカ全土で
1000万羽もの鶏を
処分しなくてはならなかったと…。


1000万羽って…。

(;;)(;;)(;😉


コロンビアから戻ってきて、
もうすぐで1ヶ月。


時間が経つほどにだんだんと忘れていく…
とは反対に、前回も書いた、
コギ族の人々の在り方が、
じわりじわりと私の中に染み込んでいく…


そんな毎日を送っています。


たとえば、
誰かが病気になる。


コギの人々は、それは、その人のカラダが
身体的にどうこうよりも、自然とのつながり、
地球とのつながり、または、家族や
コミュニティ全体のどこかでバランスが
崩れているから…と言います。


または、
誰かが蛇に噛まれる。


それも、自然との調和が乱れているから…と
彼らは受け取り、たとえば、蛇はこの場所、
馬だったらここ…のように、


それぞれの動物や植物とつながる場所があり、
その場所にいって、”Pagamento”(パガメント)と
呼ばれる”オファリング”をして、バランスを取り戻す。


今回の旅でとてもお世話になった
トニートさんは言いました。


「地球とバランスの取れた
つながりを保っている限り、
怪我も病気もしない。」



コギの人々の世界には、鳥インフルエンザとか、
存在しないんだろうな…。

そういう病名もないんだろうな…。


具合の悪い鶏が出てきたら、
パガメントをしてバランスを取り戻す。
1000羽屠殺なんて、
絶対にあり得ないんだろうな…。



そんなことを、しみじみと感じながら、
その日は私も鶏さんに謝罪をしながら
パガメント…。


これは、「サビジの浄化」とも言われていて、
バランスを取り戻す大切な儀式だそう。


岩の上だったり、川だったり、
海だったり、天然のタバコの葉や、
コカの葉を自然にお供えして、
お祈りをする。


とってもシンプルなので、あなたにもできます。

やろうよ。


ものすごーく、バランスを崩している
末っ子ワールド。

↑コギの人々は、私たちを末っ子兄弟姉妹と
呼んでいます。


いっぱいパガメントしよう。


というわけで、
まだまだきっと続く、
コギのお話…。


しばらくお付き合いくださいまし。

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